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  • 2003-06-02
    レガシィターボ

    インターセプターZZ-03はレガシィターボに使用しても問題ありませんか?
    現在は、他社オイル(アジップゼアラレーシング10Wー50)にNC-90を添加して使用しています。
    本当はNC-41を使用したかったのですが、NC-41に1L缶が無いため現在の使用方法になっています・・・高いですし。
    交換サイクルは6ヶ月もしくは4000~5000キロと考えているのですが問題無いでしょうか?

    問題ありません。

  • 2003-05-30
    2ZZ-GE
    aq.gif

    2ZZ-GEは多少ブローバイガスが多いエンジンのようですが、
    常時走行前に暖気運転(アイドリングで水温が上るまで)していただければ
    ブローバイやオイル消費量の低減が出来ると思います。

    NC-52は充分ご使用いただけますが、オイル消費量が少し多くなる可能性がありますので
    上述のように暖機運転をしていただければ問題ないと思います。

    適応オイル
     街乗り    ZZ-01(5W-35)
     ハード走行  NC-51(0W-30)
            NC-51:30%+NC-50:70%
    NC-51:50%+NC-50:50%
     競技走行   NC-40又はNC52
     
    上記は性能VSコストでお奨めしていますので、街乗りでも上記は全て使用いただけます。

     

    aq.gif

     

    もうひとつ質問があるのですが、現在2ZZ-GEエンジンはノーマルなのですが、今度ハイコンプピストンを組んで圧縮比を11.5から13.0に上げる予定になってます。そこで圧縮比を上げた場合はシール性を向上させるために粘度を上げた方がいいのでしょうか?

     

    aq.gif

    圧縮比を上げてシール性に問題が出るのは一般的にピストンクリアランスを大きくする為ですが、銘柄、材質によってはピストンクリアランスを小さくすると焼付き等のトラブルが出る事があります。
    又、エンジンチューナーさんやピストンメーカーさんのお考えで設定クリアランスはマチマチですので、オイル粘度を上げた方が安全です。
  • 2003-05-28
    ハイドロクラッキングオイル

    ハイドロクラッキングとはなんですか?
    水分に強いと言う意味でしょうか?
    あと、インターセプターは100%化学合成ですか?
    又、NC-41と同じくエステルベースなのでしょうか?

    aq.gifハイドロクラッキングオイル(水素化精製された鉱物油)とは

    原油を沸点の違いにより蒸留して得られる蒸留点の低い順にナフサ・灯油・灯油・軽油・残留油となり
    各留分はそのまま石油製品や石油化学原料になる場合もありますが、
    その多くは硫黄化合物や窒素化合物などの大気汚染原因物質、重金属類を含んでいます。
    そこでこれらの不純物を除去する処理を水素化分解処理と言います。
    そして、製品の色相、酸化安定性、粘度や粘度指数等々の品質を改善し安定させる為に
    触媒を用いて行う処理を水素化改質処理といいます。
    これらの処理を水素化精製処理といいます。

    ハイドロクラッキングオイル(水素化精製油)とは上述の水素化精製によって、
    鉱物油の成分分子を潤滑に適した性質に組み替えたもので化学合成油に限りなく近い性能を持った鉱物油です。

    特に高度水素化精製処理は水素化精製法の中でも、特に粘度指数の高い高級オイルを得る事が出来ます。
    水素化改質処理で固体触媒を利用して、高圧下で芳香族分等を化学的に水素化分解し粘度指数の高いオイルに変換します。
    高粘度指数オイル(High,Viscosity Index Oil)のメリットとしては、鉱物油ベースオイルと比較して粘度指数が高い、
    蒸発量が少ない等、これまで化学合成油でしか実現できなかった低温流動性や高温粘度安定性が実現でき、
    粘度指数が化学合成オイルと同様の超マルチグレード化が鉱物油ベースで実現できるとされており、
    これに依りマルチグレード油に添加する添加剤の量を少なくする事が出来、エンジン内の添加剤に依る
    カーボン・スラッジの発生を少なくする事が出来る等の性能向上が見込まれます。
    現在では、低温流動性,高温時の粘度特性,せん断安定性,酸化安定性等々、
    化学合成油と同等の性能が得られるものも製品化されています。

    NUTECのハイドロクラッキングオイルもその一つです。
  • 2003-05-26
    オイル選び
    今回は選択オイルについての問い合わせです。

     仕様用途:耐久レース/中山サーキット
     エンジン仕様:F6Aシングルカムターボ
            ノーマルエンジン:ノーマルタービン
            給排気パーツ交換
            ブースト圧0.9
            リミット7000rpmにて使用
            オイルクーラー無し:全容料3L

    本来ならばNC40/41ブレンドにて使用すればよいのでしょうが車好きが集まっての限られた予算内でのレース参戦なのでオイル選びに困っています。
     40シリーズはすばらしいオイルだと思いますが現在の車にはオーバークオリティーかとも思います。
     そこでズバリお聞きいたしますが、新商品のインターセプターシリーズ(01/02)は他社100%オイルと同価格帯になりますが、性能は如何でしょうか?
     また、ZZ31についても如何な物でしょうか?

    aq.gif

     

     

     

    InterceptorZZ-01,02はNCシリーズと同様のコンセプトで生産しているものです。
    NCシリーズよりコストを抑えた製品の為、総合性能はNCシリーズに届きませんが、他品種,同価格帯のオイルに比べて優れた性能を確保しています。
    今回耐久にお使いとのことですのでZZ-02(10W-45)又はZZ-01:1LとZZ-02:2Lのブレンドが良いと思われます。

    ZZ-31,32につきましてもNC-70,71の基本コンセプトを使用していますので街乗り、ライトチューニング、レース用としてご使用いただけます。

    又、ZZシリーズもNCシリーズと同様にブレンドによる粘度調整が出来るようにフォーミュレーションしていますのでブレンドにてのご使用も可能です。

     

    aq.gif

     

     

     

    技術担当様、早速の返信ありがとうございました。

    大変参考になりました。

    インターセプターシリーズですが、ライトチューン車両で有ればNCシリーズより劣るものの、レースでの使用にも十分性能を発揮できるようですね。
     もちろん油温状態にもよりますでしょうが。。。

    今回お奨めの混合率では7.5w40位の粘度になるのでしょうか?

     インターセプターシリーズのオイル交換サイクルですが、NCシリーズと同じような交換サイクルをめどにすれば宜しいのでしょうか?(ストリート/レース共に)
     
     また、油温上限はどれ位をめどにすれば宜しいでしょうか?
    NC50では、120℃位とのことですが・・・・

     

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    ご指摘の通りオイル粘度は7.5W-40相当になります。
    オイル交換サイクルはエンジン仕様,使用状況により変わりますのでNCシリーズと同様の交換サイクルを目安にして下さい。
    油温上限は120℃としてください。

     

    aq.gif

     

     

     

    ありがとうございます。
    これからもニューテック製品を愛用していきたいと思います。

    ちなみに自家用車にZZ03をいれました。
    はっきり言ってなめてました。
    でも入れてみると、体感できるくらいに良いですね!!

    たびたびのご返信ありがとうございました。

     

    耐久レース終了いたしました。
    心配していたミッションも問題なく完走できました。
    成績は、9位(25台)でしたが4時間耐久で9回のドライバー交代を考えると上出来だと思います。
     仲間で楽しく走って車が壊れない。 プライベーターにっとってはありがたいですね。
     ミッションオイル zz31 エンジンオイル zz01+02
    天候:曇り 油温:100℃ 水温:80℃ にて安定

     

    aq.gif

     

     

     

    貴重なレポートを有難うございます。

    interceptorZZシリーズはNCシリーズより安価に設定していますが全てNCシリーズのベースオイルを使用していますので、ランク上の価格帯の性能を有しています。
    従って、一般車からライトチューニング車や競技用にも使用できます。
    エンジンオイルはNCシリーズと同様、油温上昇を抑制し低フリクションです。
    ギアーオイル(ZZ-31,32)はLSDのスティックスリップ音も緩和でき、街乗りから競技用まで安定したLSDの制御とスムースなシフトフィーリングが確保でき、NC-70シリーズと同様の低フリクション性能ですのでコストパフォーマンスに優れた高性能ギアーオイルです。

    エンジンオイル,ギアーオイル共に2輪・4輪を問わず一般車からライトチューニング車や競技車両にもご使用いただけます
  • 2003-05-25
    PRIUSには?
    友人がPRIUSに乗っています。
    このたび、オイル交換したいとのことで良いオイルはないか?と聞かれたのでNUTECはどうかと答えたのですが指定粘度が5W-20となっています。

    PRIUSではエンジンの始動、停止が繰り返されますので油温はあまり上がらないと思いますがNUTECのラインアップの中では、どのタイプを選ぶと良いでしょうか?
    aq.gif

    PURIUSはご指摘の通りエンジンの始動、停止の繰り返しで、エンジン自体の負荷はあまり無いようですが、電動モーターの発熱が相当にあるためエンジンルーム内の温度は高くなるようです。

    NUTECのラインアップではNC-51(0W-30)をお奨めします。
    低温流動性、フリクション、静寂性など総合性能はご満足いただけます。

    又、NC-52(0W-20)もありますが、価格が高く20Lペール缶のみの販売ですのでお取り扱い店が少なく一般的ではありませんが、性能はNC-51より優れています。

     

    aq.gif

    参考にさせていただきます。

    さて0W-20の粘度を持つNC-52というのがあるそうですが詳しい情報がこのページにもありません。
    どのような性質および価格なのかお教えいただければありがたいと存じます。

     

    aq.gif

     

    NC-52(0W‐20)はヴィッツ,マーチ,インテグラR等のワンメークレースや小排気量NAエンジンの競技用として設定したエンジンオイルです。
    極限まで抑えた低摩擦性によって油温上昇を抑え、油圧安定性を確保し高温安定性,酸化安定性に優れカーボン&スラッジの生成も極少に抑えて清浄分散性にも優れていますので、一般用のエンジンオイルとしてもご使用いただけます。

    価格 ¥65,000/20L(3,250/L)
    荷姿 20Lペール缶
  • 2003-05-25
    BMW,E46M3

    現在、NC41を単独で使用して満足していますが、次回交換時にNC41にNC80をブレンドすると、どのようなメリットがありますか。
    BMW,E46M3です

    aq.gif

    BMW E46M3 にNC-41+NC-80のブレンドにしますと油性向上になりエンジンの低,中速トルクの向上やスロットルレスポンスのツキがNC-41使用時よりも良くなります。
     又、高油温での油圧安定性も良くなります。エンジンオイルライフ向上しますので夏季、高温多湿のノロノロ運転等渋滞にも効果を発揮します。
     NC-41にNC-80をブレンドされる場合は総油量に対して10%程度をお奨めします。

     

    aq.gif

    高回転側の“吹け”が動粘度向上により41のみの場合より悪くなる、という事はないでしょうか?

     

    aq.gif

     

    NC-80の添加により確かに粘度は上がりますが、10%程度の添加量であればほとんど影響はありません。又、フリクションの低減と燃焼効率の向上により相殺されます。

     

    aq.gif

     

    おっしゃる通りでした。

    今日、NC41を700ml抜いてNC80を700ml補充したのですが、もう別物ですね。一時的かもしれませんが、ここまでレスポンス・吹けがUPするとは思いませんでした。

    動粘度は上がっている筈なのに、固いという印象は全くなく、むしろweb担当さんがおっしゃる通りフリクションロスが減って軟らかくなったような印象さえ受けました。

    一度この感覚を味わうと、NC80なしでは物足りないですね。

     

    aq.gifNC-80の効果は次回のオイル交換まで持続します。

     

  • 2003-05-22
    インターセプターZZ-01の寿命
    オペル、アストラG、1800ccです。
    ZZ-01の交換サイクルについて教えてください。
    環境面も考慮して1年1万キロくらいを考えていますが、エンジンに支障が出るでしょうか。
    街乗り、高速がメインで、サーキット走行はしません。

     aq.gif

    エンジンに支障が出ることはありませんが、最良のエンジンコンディションを保ち、車両寿命を考慮されるのであれば
    5千~6千km程度で交換されることをお奨めします。

     aq.gif

    その根拠がよくわかりません。
    結局、売り上げを上げたいからではないのでしょうか。

    aq.gif
    一般に市販されているエンジンオイルは粗悪品で無い限り、普通に走行していて
    シリンダーやベアリングの焼付き等を発生することなく1万km程度を走行することは充分可能です。
    どんなに性能の良いエンジンオイルでも、ある程度の距離を走ればエンジンオイルは
    徐々に変色して行き黒くなります。黒くなるのはカーボン・スラッジやエンジン内部摺動部の汚れが
    油中に分散している為です。カーボン・スラッジとは燃料の硫化物やエンジンオイルがエンジンの燃焼に伴い
    発生する未燃焼炭化物(スス)の堆積したものです。この堆積物は黒くて非常に硬い物質です。
    この未燃焼炭化物は燃焼時に必ず生成し、これの発生を完全に防止することは出来ません。

    この炭化物はエンジン内部や油中で固まりやすく、塊がエンジン内摺動部に入り込めば異常磨耗に,
    ピストン頭部に固着すれば焼付きに,オイルギャラリーに堆積すれば潤滑不良に,等々の損傷や
    トラブルの要因となります。従ってこのカーボン・スラッジを固着や堆積し難くするために清浄分散剤を
    添加して油中に分散させ、オイルを流動させやすくしています。
    しかし、カーボン・スラッジは油中に分散されても高硬度の超微粉末は研摩作用があるため磨耗の原因となり易い物質です。
    カーボン・スラッジの生成量がドンドン増えてくれば磨耗を促進させる要因となります。

    清浄分散剤は熱や水分によって酸化し劣化しやすく、その機能が低下すればカーボン・スラッジの超微粒粉末が
    徐々に成長して磨耗を促進させる要因となります。

    どんなに高価なエンジンオイルでもカーボン&スラッジ等が発生するのは防止できません。
    オイルの品質によってその度合いに違いはありますが遅かれ早かれ新油から100kmも走ればオイルの変色は始まります。
    良い性能のオイルでも5千km以上程度で磨耗の要因になるくらいの量に達するようになりますので、これら炭化物が
    油中に多量に含まれてしまうのは防ぎ様がありません。
    又、その汚れを分散させなければエンジンの性能を低下させ、その後にはエンジンに大きなダメージを与えることになります。

    交換したあとのユーズドオイルを指で擦ってみるとザラザラした感触が見られる事が良くあります。
    これがカーボン・スラッジや金属磨耗粉で磨耗の要因となります。
    又、新油に交換した当初はスムースにエンジンが廻り、音も静かになり、走行距離を重ねると再びエンジン音が徐々に大きくなり、
    エンジンの廻り方にザラツキ感が出てくる等のご経験は無いでしょうか。

    これらの変化が著しく感じられる時期がエンジンオイルに性能低下が現れ始めた時期といって差し支えありませんし、
    その時点でカーボン・スラッジの生成量がエンジン各部に磨耗などの要因を与えるようになっている時期といって差し支えありません。

    但し当たり前の事ですが、このような状態でもエンジンが破損したり焼きついたりという事はありません。
    それはベースオイルの性能と種々の添加剤の役割によって油性を保っているからです。
    清浄分散剤に限らず添加剤や油中の有機・無機成分は徐々に変性し、機能も徐々に低下しますが
    焼付きなどのエンジン破損に至るようなことは有りません。

    清浄性だけがオイルの性能や性状を決めるものでは有りませんが、清浄性が著しく低下したオイルは
    本来のオイルが持つ性能や機能を発揮出来なくなってきていると考えて差し支えありません。

    100%化学合成オイル/化学合成油&鉱物油の混合油/鉱物油等々、多品種のエンジンオイルが市販されていますが
    一般的にエンジンオイルはベースオイルと種々の添加剤によって構成されており、
    普通の状態でオイルの劣化とは油中の有効成分(主に添加剤などのポリマー類)の組成変化が主な劣化の要因となり、
    ベースオイル自身はそれほど劣化しません。(競技,高出力車等の過酷な条件は除く)
    添加剤が持つ性能が低下し機能しなくなったり、添加剤が持つ耐熱性や耐久性の限界を超えた時点で
    オイルの組成バランスが崩れてオイル劣化が促進されますが、ベースオイル自身はそれほど劣化しませんので
    エンジンの焼付きやベアリングの焼付などという決定的な損傷には至りません

    又、ベースオイルや燃料に含まれる硫黄,りんなどの有機成分や添加剤に含まれる種々の成分(特にポリマー類)は
    燃焼室内で燃焼する時に未燃焼炭化物として、カーボンが生じやすいことは前述の通りですが、
    現在市販されているロングドレインオイル(長寿命オイル)や高性能オイルには、
    カーボン・スラッジ発生の主原因であるポリマーなどの添加剤を使用しないノンポリマーオイル,
    エステル系化学合成オイルなどの油性の高いベースオイルを使用しているもの,高性能添加剤を採用して劣化限界を向上させているもの,
    オイルの組成成分が劣化してもそれを補う成分を添加しているもの等々があります。
    メーカーさんによっては交換の走行距離を指定したり、保証している高級&高性能銘柄もあるようです。
    しかし、このような高級・高性能オイルを使用されていてもエンジン内にはカーボン・スラッジやガム質等は必ず堆積しますので
    エンジンをフラッシングした時には、かなり汚れたオイルが出てくるでしょう。
    中にはフラッシングをしてもそれほど汚れたオイルが出てこない銘柄もあります。このようなオイルは本当に品質がよく、
    高性能なオイルです。(但し、使用するフラッシング剤の性能によりますが)

    一般的に、エンジンオイルは短時間で長距離を走行した場合よりあまり走行せずに長時間放置する方が
    オイルの品質を維持する事が難しいと言えます。
    その理由は、ベースオイルや添加剤が大気中の酸素にさらされ酸化し劣化を促進させます。
    特に湿度が高い梅雨時や外気温の高低差が大きい冬季などはエンジン内に結露が発生して
    オイルが水分を吸収し加水分解を起こしてオイルの酸化が促進された結果、極端に性能低下してオイル劣化が進行します。
    多少の水分であれば油中で分散され酸化防止剤が効果を発揮しますが、当然限界があり限界を超えれば分散できず、
    これを放置するとエンジン内に錆や腐食が発生することがあります。
    又、オイルに多量の水分が混濁して潤滑性の低下,油膜性能の低下につながることもあります。
    日常的に車を動かしていればエンジン油温の上昇によって水分は蒸発し加水分解を起こしにくいのですが、
    少し走り長期間エンジンを停止することを多用すれば、温度差によりエンジン内に結露が発生し油中に多量の水分を吸収して
    加水分解をおこしやすくなりオイルの劣化は促進されます。従って、梅雨時の高湿度時期を過ぎた後でのオイル交換や
    エンジン油温の高低差が高い冬季を過ぎた時期にオイル交換というのもエンジンにとっては良い方法です

    車のコンディションをいつも最良に保つ事を考えなければ、オイルを交換せずにオイルを消費した分だけ継ぎ足して行けば
    不動車になるまでに相当な時間(数万キロ以上)がかかるのでオイル交換は不要という方。
    又、車の性能低下はともかく数万㎞故障も無く次の車に乗り換えるまで走行できれば良いという方、
    そのようなお考えの方は、車好きの方々の中では極めて少数だと思います。

    車の性能が低下して元に戻らないのは困るが、効率良く経済的に車の性能が維持できる分岐点がどれ位なのか、
    これが問題の趣旨だと思います。
    使用状況やオイルの性能によって左右されますので、どれだけ走行できるとは断言できませんが、
    概ねどんなエンジンオイルでもカーボン・スラッジや金属磨耗粉等による影響を回避するには5~6千km位が分岐点の目安です。
    又はオイルの酸化による影響を回避する為に冬季後と梅雨時期後の6ヶ月毎くらいが分岐点の目安とする事が出来ます。

    エンジンを良いコンディションに保つ事や性能維持の継続を考慮しない,異音や性能の低下などを気にしない方であれば
    1万㎞以上走行されても全く問題ありませんし、そのほうが経済的です。

    しかし、エンジンのコンディションを良い状態に保ち、性能を維持させエンジンの異音等を気にされる方にとっては 
    出来る限りカーボン・スラッジの発生を抑制して、エンジンの磨耗を抑えて、酸化し難いなどの性能を備えた高性能オイルや
    良質のロングドレインオイルをご使用になったほうが懸命です。

    又はカーボン・スラッジの量が多くならず、エンジン内部のカーボン堆積を最小限に抑えて、
    エンジンの磨耗などの影響を受けない走行距離でオイル交換することやエンジンに酸化の影響を与え易い時期に
    オイル交換するというのもエンジンにとって良い方法です。

    オイル交換時期を長距離,長時間に設定して問題が有るか無しかというのはエンジンの廻り具合・性能低下・異音発生など
    を気にしない方であれば一向に問題ありません。これらを気にされる方は当然問題が生じます。

    従って、結論はユーザーさんの価値観によって左右されるということです。
    実際には個々の使用条件や車両の状態や価値観によって大きく左右されますので、オイル交換の明確な時期は断定できませんが、
    使用期間と走行距離で判別していただくしかありません。

    最後にNUTECのエンジンオイルは通常のオイルより汚れにくい傾向にあります。
    これはエステル系の化学合成オイルによって高い油性を確保し、通常は添加剤で性能を補う成分をベースオイルに合成配合して、
    ポリマー類の添加剤を極力使用しないエンジンオイルにしています。
    添加剤の変性によってオイル劣化を引き起こすことが少ないのでカーボン・スラッジや金属磨耗粉などの
    発生を極力抑える為に従来のオイルより優れた性能を発揮して上述の問題点が発生し難いエンジンオイルです。

    InterceptorZZシリーズはNCシリーズよりもコストを抑えた製品のため、カーボン&スラッジの発生する時期は
    NCシリーズに比べ早くなってしまいますが、酸化安定性、オイル消費性などの総合性能は充分確保していますので、
    通常の1万km走行においても他製品の同等グレード品に比べて良好な性能を確保しています。
  • 2003-05-16
    添加の仕方

    質問なのですが、現在VTR1000SP-1にNC41を3.5l入れています。そこでNC80を添加しようと思うのですが、これは仮に10%添加するとしたら、350ccを追加で入れるのか、それとも次回のオイル交換時に350cc分、NC41からひいて3.15lとし残りの350cc分、NC80をいれ合計3.5lにしたらいいのでしょうか?

    また何%くらいの添加がいいでしょうか?

     

    aq.gif

     

    添加方法 :NC-41を3.15LとNC-80を残り350cc添加してください。
    添加量  :8~10%くらいの添加量が適当です。
          又は、NC-81(300cc)を1本添加されても良いと思います。
  • 2003-05-05
    ブレンド

    ニューテックのブレンドについて
    NC40を4L、NC41を2Lでブレンド使用する予定です。
    推定粘度はどの位になるのでしょうか?

     また、オイルはフィルター交換時6.5L入るのですが、NC80一缶(1L)全部入れると、効果はよりアップしますか?
    (前回は1/2缶で使用)

    aq.gif

     

    推定粘度 5W-35(NC-40×4L,NC-41×2L,NC-80×0.5L)
         5W-40(NC-40×4L,NC-41×2L,NC-80×1L)
    NC-80 1Lを入れれば効果はよりアップします。

    これからは外気温も高くなりますのでNC-80を1L添加して粘度を5W-40相当にしたほうがより良いコンディションになります。

  • 2003-05-01
    SV650
    SV650に使う予定です。

    粘度で考えてNC-20かZZ-03にしようと思っています。

    インターセプターZZ-03はZZ-01やZZ-02に比べて低価格ですが、成分、性能なども多少異なるのでしょうか?
    また、ZZ-03とNC-20との違いは何ですか?

     

    aq.gif

     

    ZZ-03は厳選した添加剤やフリクションモディファイアーを採用した高性能鉱物油です。
    一般向けの4輪&2輪共用オイルで、2輪用にギアの極圧性にも対応出来るように設定しています。

    ZZ-01,02はエステル系の化学合成油をベースオイルに使用して性能を確保し極力、ポリマーや添加剤を使用せず、厳選した高性能鉱物油をブレンドして高性能且つリーゾナブルな価格を実現したオイルです。

    NC-20はZZ-01,02のベースオイルに使用しているエステル系化学合成油を主成分にしているエンジンオイルです。

    従ってZZ-01,02とZZ-03は成分、性能共に異なります。

    10W-40の粘度をご希望されるのであれば総合性能はNC-20(10W-40)>ZZ-01(5W-35)>ZZ-03(10W-40)の順となります。

    ZZ-01は5W-35の表示ですが高温粘度をワイドレンジに設定していますので40番粘度と同等に、充分ご使用いただけます。
1 112 113 114 115 116 118