ATFの交換
2007-04-23
- ATFの交換を考えているのですが、今まで(走行距離は約68000キロ)一度も交換していません。
友人・知人に聞くと、賛否両論で・・・。
現在の車をまだ乗り続けたいので、私としては交換した方が良いのでは?と考えております。
実際のところ交換したほうがよいのでしょうか?
また、交換する場合どのようにするのがベストでしょうか。
*NC-60をかなり以前に1度入れています。 本来、自動車メーカーさんのマニュアルでは2万km毎のATF交換を推奨しています。
ATではエンジンオイルと比較して、潤滑油の劣化は少ないのですがATは予想以上に油温が高くなります。
油温が高くなるためATFは徐々に劣化が進んできます。
オイル劣化によって、油中にスラッジやデポジットが発生します。
又金属磨耗粉も堆積します。
これ等がATのクラッチ板の表面に付着してATの伝達効率を低下させます。
そこに、新油を注入しますとクラッチ板の表面に付着したデポジットや金属磨耗粉がオイルに洗われて分散し、その分散した物が内部の油圧制御機構に詰まり、作動不良をおこします。
これを嫌って、長期にオイル交換をしていないATはそのままオイル交換せずにいたほうが、作動不良が発生しにくいとの見解でオイル交換をしないほうが良いというのが定説になっています。しかしながら、車両を長く良いコンディションでご使用になるのであればオイル交換はしたほうが良いと思われます。
ZZ-51改は他のATFに比べてデポジットや金属磨耗粉の分散が良いので、これ等のトラブルは起こりにくく、AT内のリフレッシュが可能な製品です。
ZZ-51改に交換された後、早めに再交換されるとより良い状態が保てます。
具体的にはZZ-51改に交換後1万kmで再交換してください。
2回目の交換後は2~3万km毎の交換をお勧めいたします。