質問いろいろ
以前にもご質問をさせて頂き、チューンドRV8にて使用しています。
特にエンジンオイル(NC-41)に関してはREDLINEに対し油温が10度以上下がるなど、すばらしい効果があり満足しています。今回は二つのご質問があります。
まず、Miniについてです。
いわゆるクラシックミニの最終日本仕様(同時点火モデル)で、マニュアル且つエンジンに関しては全くのノーマル(約5万キロ走行)です。
お約束というべきか、特に腰下からのオイルにじみが激しくオイルの減りが著しくなってきたので・・・現在は「NC-81plus Oil-Sealing」を適用しすっかりにじみが無くなり満足ですが、オイル消費自体(L/1000km弱)は変化無くどうも某イタリア車のように燃えて無くなっているようです。
オイルは今のところクリアランスが広い基本設計の古いエンジンという事でショップ推薦の普通の鉱物系オイル(10W-40)を使用しているのですが、NUTEC様のエンジンオイルを使用してみたいと思っています。
機械的な磨耗によるものだと思われるのでオイル消費量自体が変化するかは分かりませんが、「NC-81plus Oil-Sealing」と併用するのにはどのようなオイルおよびブレンドがお勧めでしょうか。次に、他社添加剤との相性です。
今までも特にテフロン系添加剤との併用は悪影響があると表明されていますが今回は「XADO」についてです。
テフロン系では無い鉱物系の原料だというものですが、行きつけのショップでも実際にレースで使用し実績が出ているようです。
(XADOのホームページ上でパワーチェックをした結果が載っています。)
効果としては傷・摩擦部分に対して直接作用するという事です。NUTEC:微細分子と強固な油膜によるフリクション低減・シール性向上
XADO:傷を直接埋める(修復する)ことによる摺動面平滑化で
フリクション低減・シール性向上目指す効果は一緒ですがアプローチが異なるため、テフロン系とは異なりオイルの成分的な相性は問わないと思われ、素人目には逆に相乗効果があるような感じさえ受けます。
たとえ相性に問題が無くても他社製品であるため基本的には推奨はされないでしょうが、実績や何らかの見解等があるようでしたら教えて頂ければ幸いに存じます。お問い合わせのエンジンオイルですが、鉱物油系では弊社のラインナップの
ZZ-03をお奨めいたします。
ZZ-03は鉱物油を主成分にエステルを配合したエンジンオイルで、
近年までの欧州車の多くが、純正指定オイル粘度10W-40ですので、
これに対応した製品です。又はNC-50(70%)+NC-51(30%)ブレンドでオイル粘度7.5W-40相当をお奨めします。
機械的な磨耗によるオイル消費過大の抑制にはそれ程寄与出来ませんが、ブローバイガス量を抑制する効果は充分ございます。両エンジンオイル共にNC-81 plus oil sealingの併用にも効果を発揮します。
次にお問い合わせの添加剤ですが、弊社では適合性の確認を実施しておりませんので確約は出来ませんが、テフロン系ではないとのことですので、NC-81plus oil sealingの併用は可能かと思われます。