コンプブーストNC200

NC-200の基本的な特性は殆ど劣化することはありません。

通常は冷媒ガスが劣化(汚れ、水分包括等々)することによって冷却性能や潤滑性能の低下が発生します。

自動車メーカーさんではエアコンシステムの良いコンディションを保つために2～3年毎の冷媒ガスのクリーニングや交換を推奨しています。

従いまして、エアコン系の延命措置ということでいえば2度目の充填効果はそれほど期待できないということになります。

又、前述の冷媒ガスの性能低下を考慮しますと2～3年毎にNC-200を注入していただきますと冷媒ガスの性能低下を抑制することやコンプレッサーオイルの性能低下抑制に寄与します。

NC-200は添加剤成分が20ml、冷媒ガスが30mlの構成になっていますので総量で2～4回程度の充填は問題ありませんが、NC-200の注入量が多くなり冷却能力が高くなってエバポレーターが凍ってしまうことがありますのでご注意ください。

充填毎に冷媒ガスを適正圧力に保つようお願い致します。
冷媒ガス圧力が適正値以上に高くなりますと、エアコンのセーフティ機能が働いてしまいます。

理想的には2～3年毎に冷媒ガスをクリーニング又は交換していただきその際にNC-200を注入していただくこをお勧め致します。