スカイラインR34ターボ、AT
このたび、オイル交換でNC41を入れました。
スカイライン(R34ターボ、AT)とNC41の相性、交換時期などについて教えてください
御社のHP上では「5000km目安」とありますが、これまで3000kmごとに交換してきたので、いまいち、不安です。また、今まで以上に車の特性を発揮させるために、御社の商品で使用したほうがいい、というもの(商品)がありましたら教えてください(ATオイルについても、推奨品を教えてください)。
ちなみに、車の使用は、週末のドライブと妻の買い物程度で、サーキット走行はありません。普通の車両で普通に走行されている場合であれば、エンジンオイルの交換時期3000kmはエンジンにとって、とても良いコンディションが保持できているといえます。
エンジンの燃焼室内で燃焼した燃料の未燃焼残留物がカーボン発生となりエンジンオイルがそのカーボンを分散させる為にエンジンオイルが黒くなります。
一般的に早く黒くなるエンジンオイルは発生したカーボンをエンジンオイル中に分散させてエンジンの摺動部分にカーボンを堆積させず摺動部分の保護をする役割をする為、良いオイルとされています。
しかしながら、エンジンオイル中に分散したカーボンが徐々に増加して飽和状態に達した時には分散したカーボンが研磨剤となってエンジンの摺動部分の磨耗を促進させる一因となってしまいます。
従って、長期に良いエンジンコンディションを保つことが重視であれば早めのオイル交換をしたほうが良いということになります。そして、交換時期の目安は距離数による管理方法とエンジンの状況判断による管理方法が有ります。
エンジンの状況判断はエンジンの吹け上がりやエンジンノイズの変化を感じていただき、エンジンのスムースな吹け上がりやアイドリングの安定性、エンジンノイズ(アイドリングやエンジンの回転上昇に伴うノイズ変化等々)が
著しく変化した時期を交換時期とお考え下さい。エンジンオイル中に分散堆積したカーボンや熱劣化によってオイルが酸化して発生したスラッジ等がエンジンのコンディションに影響を与えて、前述のエンジンの調子に変化が生じます。
オイル交換時期につきましては通常の走行をされているのであれば5000km又は前述のエンジン変化が現れる時期を目安にしてください。
NUTECオイルに交換された当初はエンジンオイルが著しく黒くなることがあります。これは今までご使用になっていたエンジンオイルによってエンジン内に堆積したカーボンやスラッジ等をNC-41が包括、分散させる為ですので早めのオイル交換をお願い致します。
NUTECオイルはエンジンの燃焼を良くしてカーボンの発生を抑制しますので2度目からのエンジンオイルは通常よりも黒くなりにくい性質を持っています。従いまして、エンジンオイルの交換時期を延長させて、エンジンをより良いコンディションで維持していただけます。
ATFにつきましてはZZ-51改をお勧めいたします。
又、エンジンオイルは一般走行及び長い高負荷走行が少ない場合でお客様のお車仕様、ご使用条件においては、お車の特性を発揮させるためにはNC-50(10W-50)+NC-51(0W-30)各50%ブレンド オイル粘度 5W-40相当をお勧めいたします。
オイル交換条件もNC-41と同等の性能を確保いただけます。NC-50シリーズはNC-40シリーズに比べて高温特性が若干低くなりますが高負荷、高油温(120℃以上)にならない限り、総合性能はほとんど変わりません。
以前、お問い合わせさせていただき、当方の車にマッチするエンジンオイル・ブレンド(NC50、NC51の50%ブレンド)をお教えいただきました。
今回、オイル交換にいき、教えていただいたブレンドを指定しましたが、ショップの手違いで、NC40とNC41の50%ブレンドでの交換となってしましました。
このままNC40とNC41の50%ブレンドで問題がないのかどうか、少々、不安です。オイル粘度を含めお教えいただければと思います。NC-40シリーズはNC-50シリーズと同様にブレンドしてご使用いただけます。
各50%ブレンドのオイル粘度は5W-40相当になります。
NC-40シリーズはNC-50シリーズから1ランクアップ品でオイル粘度からして
全く問題なくご使用いただけます。